横浜市の補助金でもらえる額は、組み合わせ次第で3倍変わります(エコキュートなどが既設で太陽光4kWだけなら6万円分、蓄電池も同時に入れれば18万円分)。横浜市は太陽光単独では補助対象にならず、蓄電池やエコキュート、EVと組み合わせて初めて最大18万円分のキャッシュレスポイント還元(YGrEP)が受けられる、全国でも珍しい仕組みだからです。
私は住宅向けの電気工事の現場で働いてきました。横浜市は18区それぞれに気候・地形・景観条例の違いがあり、同じ4kWでも塩害仕様や足場の有無で実費が変わる街です。この記事では2026年度のYGrEP事業を軸に、神奈川県補助金との併用、18区別の活用ガイド、実費シミュレーション4パターン、起きやすい失敗例までまとめて解説します。2026年10月時点で、神奈川県の補助は令和8年度の受付を終え、国の蓄電池向けDR補助も5月29日に終了しています。
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横浜市の太陽光発電補助金一覧【2026年最新】

横浜市民向けの補助金は「国・神奈川県・横浜市」に分かれますが、2026年10月時点で受付中なのは横浜市のYGrEP(最大18万円分)と、新築向けの国のみらいエコ住宅2026です。神奈川県の補助は第1期・第2期とも予算到達で締め切られ、国の蓄電池向けDR補助も5月29日に終わりました。
国・神奈川県・横浜市の3階建て構造
| 階層 | 補助内容 | 上限額 |
|---|---|---|
| 国(みらいエコ住宅GX志向型) | 新築・断熱等級6以上 | 110万円/戸 |
| 国(DR補助金) | 蓄電池(2026年5月29日に受付終了・再開予定なし) | — |
| 神奈川県 | 太陽光7万円/kW+蓄電池1台15万円(令和8年度は第1期5/12・第2期9/7に予算到達で締切) | 受付終了 |
| 横浜市YGrEP | 太陽光1.5万円分/kW(上限4kW)+蓄電池12万円分(6/15〜12/25・先着) | 18万円分 |
国・県の詳細は太陽光発電の補助金と神奈川県の補助金の親記事で深掘りしています。
神奈川県補助金との関係(令和8年度は受付終了)
横浜市民も神奈川県の「住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金」(太陽光7万円/kW・蓄電池1台15万円)の対象です。ただし令和8年度は、第1期が5月11日の受付開始から2日目の5月12日、第2期(先着500件程度)が受付初日の9月7日に予算に達して締め切られました。国の蓄電池向けDR補助も5月29日に終了しているので、「県43万円+市18万円分+国60万円」のような積み上げは、2026年10月時点ではできません。来年度の県の補助を狙う場合は、本人の電子申請のみ(代行不可)・交付決定前の着手は対象外という条件を前提に、受付開始日に申請できるよう準備しておく必要があります。
横浜グリーンエネルギーパートナーシップ事業(YGrEP)の特徴
YGrEPは現金交付ではなく「キャッシュレスポイント還元」という珍しい形式です。太陽光は1kWあたり15,000円分(上限4kW=60,000円分)、蓄電池は1件あたり120,000円分が付与され、合計で最大18万円分になります。
横浜市独自要件(太陽光単独不可・蓄電池/エコキュート/EV同時必須)
ここが一番の落とし穴です。横浜市は太陽光単体では補助対象にならず、蓄電池・エコキュート・EVのいずれかとの同時設置、もしくは既設が必須条件です。さらに参加申請は設置前が条件で、設置後の申請はできません(受付は2026年6月15日〜12月25日・先着)。気をつけたいのは「業者に任せていたら申請を忘れていた」というパターンで、これだけで18万円分が消えます。
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補助金後の実費シミュレーション4パターン

横浜市内でよくある4つの構成で、補助金後の実費を試算しました(総額は想定値で、実際の見積額ではありません)。前提は神奈川エリアの平均日射量(年間1100kWh/kW)、自家消費率35%、売電単価15円/kWh(2026年度FITの最初の4年24円・5〜10年目8.3円の10年平均で約15円)、買電単価33円/kWhです。11年目以降は卒FITの買取単価(10円前後以下)に下がるため、回収が10年を超えるケースは表より少し延びます。年間メリットは「発電量×自家消費率×買電単価+残りの発電量×売電単価」で出しています。①なら4,400kWh×35%×33円+4,400kWh×65%×15円≒約9.4万円、110万円÷約9.4万円で約12年です。蓄電池やV2Hを足す②〜④は、蓄電池の容量・使い方・電気料金プランで自家消費率が大きく変わり、この前提だけでは数字を出せないため「見積もりで試算」としています。補助は2026年10月時点で受付中のものだけを入れています(神奈川県は受付終了、国のDR・V2H補助も終了)。
| ケース | 区例 | 容量 | 総額 | 補助合計 | 実費 | 年間メリット | 回収期間 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ①既築単体4kW | 港南区戸建て | 太陽光4kW | 110万円 | 0円(県は受付終了・市は蓄電池などとの同時設置が条件) | 110万円 | 約9万円 | 約12年 |
| ②既築+蓄電池7kWh | 青葉区30代家族 | 4kW+蓄電池7kWh | 230万円 | 18万円分(市のみ) | 212万円 | 見積もりで試算 | 見積もりで試算 |
| ③新築GX志向型 | 港北区40代新築 | 5kW+蓄電池10kWh | 320万円 | 18万円分(市のみ。GX110万円は別枠・併用は要確認) | 302万円 | 見積もりで試算 | 見積もりで試算 |
| ④EV所有V2H併設 | 都筑区共働き家庭 | 5kW+蓄電池7kWh+V2H | 360万円 | 28万円分(市のみ。国のV2H補助は8/27に終了) | 332万円 | 見積もりで試算 | 見積もりで試算 |
パターン①既築単体4kW(要注意)
横浜市の独自要件で、太陽光単独では市の補助は出ません(エコキュートなどが既設なら太陽光4kWで6万円分)。県の補助も令和8年度は終わっているので、実費は110万円のまま。年間メリット約9万円(4,400kWhのうち35%を自家消費・残りを売電)で回収は約12年です。「とりあえず太陽光だけ」を狙う方は、最低でも小型蓄電池との併設を検討してください。
パターン②既築+蓄電池7kWh(最も多い王道パターン)
既築戸建てで、卒FIT後の備えや停電対策として検討されやすい構成です。補助は市のYGrEP 18万円分(太陽光6万円分+蓄電池12万円分)だけで、実費212万円。回収年数は蓄電池の使い方で変わるので、見積もり時に業者の発電・自家消費シミュレーションで確認し、停電時の安心料も込みで判断してください。
パターン③新築GX志向型5kW+蓄電池10kWh(GXは家全体への補助)
新築でGX志向型住宅の基準を満たすと、国のみらいエコ住宅2026から110万円(横浜市は6地域)が出ます。ただしこれは断熱・設備を含む家全体の性能への補助で、太陽光・蓄電池の費用だけに充てるものではありません。表ではYGrEP 18万円分だけを引いて実費302万円とし、GXは別枠にしています。GX志向型とYGrEPを併用できるかは申請前に事務局へ確認してください。
パターン④EV所有V2H併設(共働き家庭の正解)
V2H(GRACE等)を併設するとEV充電も自家発電でまかなえるため、走行距離が長い家庭ほど年間メリットが大きくなります。国のV2H補助(CEV)は2026年8月27日で受付を終えたので、補助はYGrEPの太陽光6万円分+蓄電池12万円分+V2H 10万円分=28万円分。実費は332万円です。詳しくはV2HとはとV2H補助金2026も合わせてどうぞ。
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横浜18区別の補助金活用ガイド

18区を地形・気候別に4分類し、それぞれの代表エリア・屋根特性・狙い目補助・典型施工パターン・落とし穴をまとめました。
中心型(西区・中区・南区・神奈川区)
西区(みなとみらい・戸部・浅間町)
日射条件は良好だが、ビル影と狭小住宅で3kW前後しか載らない屋根が大半。みなとみらい周辺はタワマンが多く、戸建ては戸部・浅間町エリアの築古住宅が中心。狙い目は蓄電池12万円分の市補助(県の補助は令和8年度は受付終了)。落とし穴は、北向き面に分けて載せた結果、発電量が想定を大きく下回るケース。
中区(山手・元町・本牧・関内)
山手・元町は景観に関する地区指定があり、屋根材やパネルの色に制限がかかることがあります。風致地区は別途審査があり、その分だけ着工が遅れます。本牧は海から近く塩害仕様パネル必須エリア。狙い目は塩害対応モデル+蓄電池の組み合わせ。
南区(井土ヶ谷・弘明寺・蒔田)
丘陵地と密集住宅が混在し、隣家の影でシェーディング被害が出やすいエリア。マイクロインバータやパワーオプティマイザを入れると、影がかかったパネルの影響を抑えられます。狙い目はオプティマイザ込みの提案を出せる業者の選定。
神奈川区(東神奈川・反町・大口)
JR沿線の旧住宅街で築30年超の家が多く、屋根葺き替えとセットの提案が増える区。狙い目は屋根リフォーム+太陽光のセット提案。落とし穴は古いスレート屋根(コロニアルNEO等)に直接施工してしまうとアスベスト処理問題が発生するので、必ず屋根材の年代確認を。
海沿い型(鶴見区・金沢区・磯子区・港南区)
鶴見区(生麦・鶴見・矢向)
京浜工業地帯に近く、大気の汚れがパネル表面に付いて発電量が落ちやすいエリア。塩害は中程度。狙い目は年1回の洗浄前提で見積もる業者の選定。
金沢区(金沢文庫・八景・能見台)
海から2km以内のエリアが大半で塩害仕様必須。一般仕様のまま海沿いに設置すると、端子や架台のサビで交換・修理が必要になることがあります。メーカーの設置可能地域(海岸からの距離)を確認し、塩害仕様との差額を見積もりで比べてから決めてください。
磯子区(磯子・洋光台・新杉田)
丘陵地と海沿いが混在。洋光台のニュータウンは築40年超の建売が多く、屋根強度の事前検査が必須。狙い目は耐震診断とのセット補助。
港南区(上大岡・港南台・日野南)
内陸寄りで塩害は弱め、屋根条件は比較的素直。狙い目は標準仕様で蓄電池をしっかり積むパターン。落とし穴は港南台の高低差で運搬費が割増になる現場あり。
丘陵型(栄区・泉区・瀬谷区・旭区・戸塚区)
栄区(本郷台・笠間)
傾斜地が多く、足場代が平地の戸建てより高くなりやすいエリア。狙い目は新築GX志向型で建てる若い世代。
泉区(弥生台・緑園都市・いずみ中央)
弥生台・緑園都市は計画分譲地で屋根条件が揃っているため、太陽光向きの優良エリア。狙い目は5kW以上の大容量設置。
瀬谷区(瀬谷・三ツ境)
住宅密集度は中程度、日射条件は標準。狙い目はZEH志向住宅との組み合わせ。
旭区(鶴ヶ峰・二俣川・希望ヶ丘)
丘の上の住宅街で日当たり良好だが、段差屋根(寄棟+切妻の混合)が多く架台加工費が増える事例あり。狙い目は大型容量+蓄電池の本命パターン。
戸塚区(戸塚・東戸塚・舞岡)
東戸塚はマンション率が高く戸建ては少なめ。戸塚・舞岡は築古戸建て中心。狙い目は屋根葺き替えセット。
郊外型(青葉区・都筑区・港北区・緑区)
青葉区(たまプラーザ・あざみ野・市が尾)
横浜市内屈指の優良エリア。5kW以上載せられる屋根が大半で、新築率も高い。新築ならGX志向型(110万円)とYGrEP(最大18万円分)が候補。県の補助は令和8年度は受付終了、GXとYGrEPの併用可否は事務局に確認が必要です。
都筑区(センター北・センター南・仲町台)
港北ニュータウンの計画分譲で屋根条件が揃い、共働き世代+EVの相性抜群。狙い目はV2H併設の④パターン。
港北区(日吉・綱島・新横浜・大倉山)
新築GXの本命エリア。GXの110万円は家全体の性能への補助なので、太陽光・蓄電池の見積もりは別に比べてください。落とし穴は日吉の大学エリアで、賃貸転用予定の建物は補助対象外になる点。
緑区(中山・十日市場・長津田)
青葉区に次ぐ郊外型優良エリア。日射条件良好、5〜6kW搭載可能な屋根多数。狙い目は標準的な4kW+蓄電池の王道構成。
屋根の種類別の相性も合わせてチェックしておくと安心です。
横浜で起きやすいトラブル3つ

区ごとの特徴が出やすい3つのケースです。
ケース①:港北区綱島などの新築で「補助のフル取り」を前提にしてしまう
新築の資金計画で「GX志向型110万円+県43万円+市18万円分」を前提にすると、令和8年度は県の補助がすでに締め切られているので計画が崩れます。GXの110万円は家全体への補助で、太陽光・蓄電池の値引きではありません。資金計画には、受付中で併用を確認できた補助だけを入れておきましょう。
ケース②:金沢区八景・海沿いの塩害
海に近い立地で一般仕様のパネルや架台を使うと、端子部の白サビから発電量の低下、パワコン交換まで修繕が広がることがあります。メーカーごとに「海岸から何km以内は塩害仕様」という設置条件があるので、見積もりの段階で塩害仕様(端子部のステンレス材・密閉型ジャンクションボックスなど)の有無と差額を確認してください。
ケース③:中区山手の風致地区で着工が遅れる
風致地区では、色彩などの審査で差し戻しがあると着工がずれ込みます。YGrEPは設置完了の報告期限(2027年1月22日)があるので、審査の期間まで見込んで工程を組まないと補助を逃しかねません。中区・山手・本牧で施工する方は、風致地区申請の実績がある業者を必ず選んでください。東京ガスに相談する場合も、風致地区の申請を誰が担うかは見積もりの時点で聞いておきましょう。口コミと保証書の発行元は東京ガスの太陽光・蓄電池の評判で先に確認できます。
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横浜市内で増えている悪質訪問販売の警告

太陽光・蓄電池の訪問販売では、補助金を口実にした強引な勧誘に注意が必要です。よくある手口を3つ挙げます。
手口①:補助金終了煽りで即日契約
「YGrEPは今日中に申請しないと枠が埋まる」「県補助金が来週終わる」と急かして、その場で契約書にサインさせる手口。県の補助は令和8年度はすでに締め切られていて、YGrEPの受付状況は市の特設サイトで確認できます。その場で判断する必要はありません。
手口②:相場の倍以上の見積もり提示
相場を大きく超える見積もりに「補助金でほとんど戻る」という説明を添えて、高額さを感じさせない手口です。2026年10月時点で横浜の既存住宅が使えるのはYGrEPの最大18万円分程度です。高いと感じたら、ほかの業者の見積もりと並べて比べてください。
手口③:「市の認定業者」を騙る
横浜市YGrEPに「市の認定業者」という制度はありません。「横浜市から委託された」「市の認定を受けている」と名乗る業者がいても、その場では契約せず、市の特設サイトで制度を確認してください。
訪問販売トラブルへの対処は訪問販売トラブル対処法も参考にしてください。
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YGrEPキャッシュレスポイント還元の使い方

YGrEPは現金ではなくキャッシュレスポイントで還元される独特の方式。せっかくの18万円分をムダにしないコツをまとめます。
ポイント付与の流れ
- 参加・導入支援の申請(設置前に。2026年6月15日〜12月25日)
- 設置完了の報告(2027年1月22日まで)
- ポイント付与(完了報告から約2〜3ヶ月後)
- 専用アプリ/カードで利用開始
使える加盟店(想定例)
YGrEPは横浜市内のキャッシュレス加盟店で利用できる仕組みで、想定される加盟店例は以下の通りです(2026年4月時点で詳細未公表のため2025年実績ベース)。
- 市内大手スーパー(京急ストア、相鉄ローゼン、Olympic等)
- 市内のドラッグストア・家電量販店(ヨドバシ横浜、ノジマ等)
- 市内の飲食店・カフェ(一部チェーン)
- 横浜市役所窓口の各種手数料
有効期限と使い切るコツ
ポイント有効期限は付与から1年が目安。日常の食費・日用品にあてれば家計圧迫もありません。うっかり期限切れで失効させないよう、付与されたらカレンダーにリマインダーを入れておきましょう。
申請に必要な主な書類は以下の通りです。
- 設置予定機器の見積書・カタログ
- 屋根の図面と日射シミュレーション
- 蓄電池・エコキュート・EVの設置証明(既設の場合は写真)
- 横浜市内の住所が確認できる書類
書類不備での差し戻しが多いので、申請慣れした業者を選ぶことが重要です。業者選びの記事も参考にしてください。
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よくある質問(基礎編)

Q. 横浜市の補助金は太陽光単体でも申請できる?
A. いいえ、蓄電池・エコキュート・EVのいずれかとの同時設置、もしくは既設が必須要件です。太陽光だけでは1円も出ないので、最低でも小型蓄電池との組み合わせを検討してください。
Q. 神奈川県・国・横浜市の3つ全部もらえる?
A. 令和8年度は3つそろいません。神奈川県の補助は第1期(5月12日)・第2期(9月7日)とも予算に達して締め切られ、国の蓄電池向けDR補助も2026年5月29日に受付を終えました。いま使えるのは横浜市のYGrEP(最大18万円分)と、新築なら国のみらいエコ住宅2026(GX志向型110万円)です。GX志向型とYGrEPを同じ住宅で併用できるかは、申請前にYGrEP事務局に確認してください。
Q. キャッシュレスポイント還元はどこで使える?
A. 2026年4月時点で対象加盟店リストは未公表ですが、2025年実績では市内大手スーパー・家電量販店・ドラッグストア・市役所手数料が主な使い道でした。先着順なので早期申請推奨。
Q. 山手・元町など景観重点地区でも設置可能?
A. はい、ただし風致地区は別途申請・審査が必要で、審査の分だけ着工が遅れることがあります。YGrEPは設置完了の報告期限(2027年1月22日)があるので、審査期間も含めた逆算スケジュールを業者と詰めてください。
よくある質問(応用編)

Q. 神奈川県補助金と横浜市YGrEPは本当に併用できる?申請の順番は?
A. 県と市は別の制度ですが、令和8年度の県の補助はすでに受付を終えています。来年度に県の補助が出る場合も、県は交付決定の前に着手すると対象外で、申請は本人の電子申請のみ(業者の代行は不可)。YGrEPは設置前の参加申請が必要で、設置後の申請はできません。どちらも着工前に手続きを済ませる順番になります。
Q. 既に蓄電池を設置済みの家が太陽光だけ追加するのは補助対象?
A. はい、蓄電池が既設なら太陽光単独追加でもYGrEPの対象になります。この場合、太陽光分は1.5万円分/kW(上限4kW)です。
Q. マンションのベランダ設置型(バルコニー太陽光)も対象?
A. いいえ、現時点では戸建ての屋根設置・カーポート設置が対象で、ベランダ設置型は対象外です。タワマンが多い西区・中区の方は注意してください。
Q. 訪問販売で「即日契約しないと補助金が間に合わない」と言われた
A. 即決を迫る業者は避けてください。YGrEPは2026年12月25日までの先着(予算に達すれば終了)で、受付状況は市の特設サイトで確認できます。神奈川県の補助は令和8年度はすでに締め切られているので、「県の補助に間に合う」という説明自体が誤りです。訪問販売ならクーリングオフ(8日間)も使えるので、サインしてしまっても焦らず対処してください。
🔔 区別の条件差が大きいので、横浜市内の施工実績がある業者を含めた相見積もりが必須です。
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まとめ

横浜市は太陽光単独では補助が出ない代わりに、蓄電池・エコキュート・EVと組み合わせれば最大18万円分のYGrEP(キャッシュレスポイント還元)が受けられます。2026年10月時点で、神奈川県の補助は令和8年度の受付を終え、国の蓄電池向けDR補助・V2H補助も終了。既存住宅の4kW+蓄電池7kWhなら実費は約212万円が目安です。新築ならGX志向型(110万円)もありますが、家全体への補助で、YGrEPとの併用可否は事務局に確認が必要です。
一方で、海沿いの塩害仕様、丘陵地の足場代増、都心の景観条例、北向き屋根の発電量低下、悪質訪問販売など、区ごとの落とし穴も多いのが横浜の特徴です。地元横浜の現場を知っている業者を含めて相見積もりを取り、横浜市YGrEPの設置前申請を絶対に飛ばさないこと。これだけ守れば失敗確率はぐっと下がります。
蓄電池の機種比較は蓄電池おすすめランキング、業者選びの基本は業者選びガイドも合わせてご覧ください。
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