「葛飾区で太陽光発電を載せたら、補助金はいくら出るんだろう?」「柴又の昔ながらの戸建だけど、屋根は大丈夫?」「立石の密集市街地だと、火災や防災が心配で…」――こんな相談を、私(エネパパ)も葛飾区の現場でよく受けるようになりました。
葛飾区は人口約46万人、東京23区の北東端に位置する下町情緒あふれるエリアです。柴又の寅さん通り、立石の飲み屋街、亀有のこち亀像、新小岩の商店街――どれも昭和の風情を色濃く残しつつ、近年はタワマンや新築建売も増えてきています。一方で、江戸川・荒川・中川・綾瀬川という4本の大河川に三方を囲まれ、ハザードマップでは区のほとんどが浸水想定区域に入る「水害リスク日本一」の自治体としても知られます。さらに立石・四つ木・堀切は密集木造市街地として東京都の不燃化特区に指定されており、地震火災対策と太陽光・蓄電池の防災活用が直結するエリアです。
私はこれまで葛飾区内で200件以上の太陽光・蓄電池工事に立ち会ってきました。柴又の築60年木造の屋根補強から、金町タワマンの管理組合説明会、新小岩の浸水対策込みの蓄電池設置まで、現場ごとの「正解」がまるで違うのが葛飾の面白いところです。この記事では、2026年度の補助金制度を踏まえつつ、葛飾区で失敗しないための具体策を電気工事士20年の私が本音で解説します。
「葛飾区って、東京都の補助金とは別に区独自の補助金もあるんですか?」
「あるよ。住宅用太陽光発電・蓄電池導入補助金が区独自で出てて、東京都・国と組み合わせると最大255万円規模になるんだ。今日はその全体像と、葛飾ならではの落とし穴を順番に話していくね。」
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葛飾区で使える補助金は最大いくら?2026年度の全体像

葛飾区で太陽光発電を導入する場合、補助金は「区」「東京都」「国」の3階建てで考えるのが基本です。私が現場でいつもお客さまに渡している試算シートをもとに、4kW+蓄電池7kWh+V2Hの標準的な導入をベースに整理しました。
| 補助金の種類 | 主な内容 | 上限の目安(2026年度想定) |
|---|---|---|
| 葛飾区 住宅用太陽光発電・蓄電池導入補助 | 太陽光2万円/kW・蓄電池上限10万円 | 太陽光10万円+蓄電池10万円=約20万円 |
| 東京都 災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業 | 太陽光12〜18万円/kW・蓄電池15万円/kWh | 太陽光最大72万円+蓄電池最大120万円+V2H45万円 |
| 東京都 東京ゼロエミ住宅 | 新築の高断熱+太陽光セット | 最大240万円(新築のみ) |
| 国 子育てグリーン住宅支援事業(みらいエコ住宅GX志向型) | 高断熱・省エネ住宅の新築・リフォーム | 最大125万円 |
| 国 DR補助金(家庭用蓄電池) | DR対応蓄電池の導入支援 | 最大60万円 |
| 国 CEV補助金(V2H充放電設備) | V2H機器・工事費補助 | 最大75万円 |
既築のリフォーム+太陽光4kW+蓄電池7kWhのケースだと、葛飾区20万円+東京都177万円+国DR60万円でざっくり257万円規模の補助が見込めます。新築でゼロエミ住宅+V2Hまで載せると、合算で300万円を超えることも珍しくありません。
「うわっ、こんなに出るんですか?じゃあ実質ほぼタダ?」
「気持ちはわかるけど、ここ要注意ね。補助金は『申請の順番』『着工タイミング』『書類の出し方』を1つでも間違えると、満額もらえなくなるんだ。葛飾区独自の補助金も予算枠が小さいから、年度後半は取り合いになるよ。」
国全体の補助金の最新動向については太陽光発電の補助金2026年版、東京都全体の制度は東京都の太陽光発電補助金もあわせて読んでおくと全体像がクリアになります。
葛飾区独自の補助金「住宅用太陽光発電・蓄電池導入補助」を深掘り

葛飾区は2026年度も「住宅用太陽光発電システム等導入費補助金」を継続する見込みです(金額は前年度ベースの想定)。ポイントを整理します。
対象:区内の自己所有住宅に太陽光発電システムまたは蓄電池を新規設置する個人。リース・PPAは原則対象外で、自己購入が条件です。
金額:太陽光は1kWあたり2万円、上限10万円(つまり5kW以上載せても10万円が頭打ち)。蓄電池は機器費の一部補助で上限10万円。HEMS同時導入で加算が出る年もあります。
申請時期:例年4月中旬〜翌年2月末(予算到達次第終了)。葛飾区は予算規模がそれほど大きくないため、私の感覚では夏前に枠が埋まる年もあります。
申請の落とし穴:
- 着工前申請が必須。契約だけならセーフですが、屋根に1枚でもパネルを上げたあとに気づいて慌てる方が毎年います。
- 区内業者でなくてもOKですが、葛飾区在住者であることの住民票と設置住所が一致している必要があります。
- 領収書は工事費・機器費を分けて記載してもらうこと。一括見積りだと再発行依頼で2〜3週間ロスする例があります。
「申請が早い者勝ちって、ちょっとシビアですね…。」
「だから私はいつも『見積もりは2月か3月のうちに済ませて、4月の受付開始日にすぐ書類が出せる状態にしておこう』って言ってるんだ。葛飾は特に枠がタイトだから、相見積もりも早めね。」
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5パターンでわかる葛飾区のシミュレーション

葛飾区は「下町情緒×密集市街地×浸水リスク」という3つの顔を持つ区です。私が実際に手がけた現場をもとに、代表的な5パターンの収支イメージを示します(数字は2026年度想定・税込み概算)。
パターン①:柴又の築古木造補強型(築45年・4kW)
柴又の寅さん通り近くの木造2階建て。瓦屋根で築45年、野地板の状態確認と垂木補強を入れたうえで4kW搭載。
- 工事費(補強含む):約160万円
- 補助金:葛飾区18万円+東京都60万円+国DR0万円=約78万円
- 実質負担:約82万円/回収目安:約11年
パターン②:立石の密集市街地・防災型(築20年・5kW+蓄電池10kWh)
立石の不燃化特区エリア。火災延焼リスクを踏まえて、屋根面はガラス一体型ではなく軽量アルミフレーム型を選択。
- 工事費:約330万円
- 補助金:葛飾区20万円+東京都240万円+国DR60万円=約320万円
- 実質負担:約10万円/回収目安:実質ほぼ初年度回収
パターン③:金町タワマン管理組合の共用部設置(屋上10kW)
金町駅前タワマンで管理組合が共用部の屋上に10kW+EV充電設備。区分所有なので個人補助は対象外、管理組合向けの東京都「集合住宅向け太陽光普及促進事業」を活用。
- 工事費:約450万円
- 補助金:東京都最大250万円+国0万円=約250万円
- 実質負担:約200万円/管理費削減効果月3〜5万円
パターン④:新小岩の荒川沿い浸水対策型(築12年・4kW+蓄電池12kWh)
新小岩は荒川堤防まで500m。蓄電池は1階ではなく2階の納戸に設置し、停電・浸水時の電源確保を優先。
- 工事費:約340万円
- 補助金:葛飾区20万円+東京都240万円+国DR60万円=約320万円
- 実質負担:約20万円/回収目安:約2年
パターン⑤:亀有の戸建+蓄電池セット(築8年・5kW+蓄電池7kWh)
亀有駅から徒歩15分の住宅街。標準的な切妻屋根で工事条件は良好。
- 工事費:約290万円
- 補助金:葛飾区20万円+東京都195万円+国DR60万円=約275万円
- 実質負担:約15万円/回収目安:約2.5年
「立石と新小岩のパターン、ほぼ実質タダみたいに見えるんですけど…これ本当ですか?」
「補助金がフル支給される前提だから、申請順番・予算枠・書類不備でどれか1つ落ちたら数十万円ズレるよ。だから『満額前提で契約させる業者』はかなり危ないんだ。あとで詳しく話すね。」
エリア別ガイド:葛飾区10エリアの設置ポイント

葛飾区は同じ区内でも街並みがガラリと変わります。私の現場経験から、エリア別の注意点をまとめました。
金町・新金町エリア
京成金町・JR金町駅周辺は再開発で東京理科大跡地のタワマンや新築マンションが急増しています。戸建は駅から徒歩10〜15分の住宅街に集中。屋根は陸屋根・寄棟が多く、設置条件は比較的良好です。ただし江戸川堤防まで1km圏内なので、蓄電池は2階以上の設置を強く推奨します。商業地に近い立地ゆえ、訪問販売も多いエリアなので要注意です。
新小岩・東新小岩エリア
JR新小岩駅周辺は商店街が活気ある下町。戸建は東新小岩・西新小岩の路地裏に多く、間口3.5m未満の細長い狭小住宅が多いのが特徴です。屋根面が小さく南面確保が難しいため、東西2面設置や半切妻屋根への対応経験がある業者選びが必須。荒川堤防まで近く、浸水想定区域は2〜3mが多数派です。
亀有・お花茶屋エリア
亀有駅前の「こち亀像」で有名な商業地と、お花茶屋の閑静な住宅街がつながるエリア。戸建は築20〜30年が中心で、4kW〜5kWの標準サイズが載る切妻屋根が多く、葛飾区内でもっとも工事条件が良好なゾーンと言えます。中川支流に近いので浸水想定は1〜2m級、蓄電池の屋外設置には基礎嵩上げが安心です。
柴又エリア
帝釈天・寅さん記念館・矢切の渡しで有名な観光地。柴又帝釈天周辺は景観配慮が求められ、瓦調の濃色パネル(ブラック・濃紺)を選ぶケースが多いです。築40年以上の木造瓦屋根が中心で、設置前に必ず野地板・垂木の点検が必要。古民家リノベに合わせて太陽光を載せる相談も増えています。江戸川堤防直近のため、浸水想定3m超のエリアもあります。
立石・四つ木エリア
京成立石駅周辺は再開発が始まっていますが、四つ木方面は東京都の不燃化特区に指定された密集木造市街地。狭隘道路が多く、足場資材の搬入だけで工事費が10〜20万円割り増しになることも。火災延焼リスクを考慮し、ガラス一体型ではなく軽量アルミフレーム型・耐火性能の高い架台を選ぶのが定石です。
堀切エリア
京成堀切菖蒲園駅周辺。立石・四つ木と同じく密集木造市街地に指定されており、防災対策が最優先。堀切水門・荒川・綾瀬川に挟まれた立地で、浸水想定は2〜3m。蓄電池の高所設置と、停電時の自立運転モード確認は必須です。
水元エリア
水元公園に近い区北部の戸建郊外エリア。比較的敷地が広く、6kW以上の大容量設置が可能な数少ないゾーン。中川・大場川沿いは浸水想定3m超のエリアもあるため、ハザードマップの確認は丁寧に。区境の三郷市・松戸市の業者と競合することが多く、相見積もりで価格が下がりやすいエリアでもあります。
青砥・お花茶屋(白鳥)エリア
京成青砥駅は押上・成田スカイアクセスの分岐点で交通至便。住宅街は築20〜35年の戸建が多く、屋根条件は中の上。中川沿いは浸水想定2m前後で、蓄電池は1階屋外でも基礎嵩上げ+止水処理を入れれば実用可能です。
高砂エリア
京成高砂は3路線の分岐駅で、戸建は駅から離れた住宅街に。中川沿いの浸水リスクは中程度。築古戸建の建替え需要が高く、新築タイミングでの東京ゼロエミ住宅(最大240万円)を狙う相談が増えています。
奥戸・細田・鎌倉・西新小岩エリア
中川と新中川に挟まれた区中央部。住宅街は静かですが、新中川沿いは浸水想定3m超のスポットもあります。屋根条件は標準的で、4〜5kWの設置が中心。蓄電池の高所設置を前提に設計するのが安心です。
「エリアによって全然違いますね…うちは堀切なんですけど、密集してて屋根工事できるか不安です。」
「堀切は確かに足場の組み方が腕の見せどころなんだ。隣家との距離が50cm以下の現場でも、車道側からの吊り上げ式足場や朝礼での声かけで工事は十分可能だよ。ただ、現場下見をしない業者は確実に避けたほうがいい。」
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葛飾区ならではの3大課題:浸水・密集・景観

葛飾区で太陽光・蓄電池を導入するなら、避けて通れないのがこの3つの課題です。
課題①:4河川に囲まれた浸水リスク
葛飾区は江戸川・荒川・中川・綾瀬川の4河川に囲まれ、ハザードマップで区面積のほぼ全域が浸水想定区域です。新小岩・堀切・水元の一部は3m超の浸水想定。蓄電池本体は2階以上、または基礎を50cm以上嵩上げした屋外設置が基本です。屋内設置型(リチウムイオン)でも、分電盤の高所移設は最低限やっておきたいところ。停電と浸水が同時に来た場合の備えとして、太陽光の自立運転コンセントの位置も2階に配線しておくと安心です。災害時の使い方は太陽光発電は停電時に使える?災害対策完全ガイドで詳しく解説しています。
課題②:立石・四つ木・堀切の密集木造市街地
東京都の不燃化特区に指定されたエリアでは、屋根強度・耐火性能・隣地境界の3点が太陽光設置の鍵です。築40年超の木造住宅では、垂木の腐朽や野地板の劣化が進んでいることが多く、パネル設置前の補強工事(10〜30万円)を前提に予算を組むこと。ガラス一体型パネルは万一の火災時に飛散リスクがあるため、軽量アルミフレーム型+耐火性能の高い架台を選ぶのが私の推奨です。
課題③:柴又・帝釈天周辺の景観配慮
柴又帝釈天周辺は景観法に基づく景観配慮地区ではないものの、地域住民の景観への意識が非常に高いエリアです。寅さん通り沿いの戸建で太陽光を載せるなら、瓦調の濃色(ブラック・濃紺)を選ぶ、屋根面の低い側に集中配置する、街道側からの視認性を抑える、といった配慮が必要。古民家風住宅のリノベに合わせて屋根一体型を選ぶ事例も増えています。
「そういえば、屋根の補強って具体的にいくらかかるんですか?」
「築年数と劣化具合で全然違うんだけど、葛飾の現場感覚だと垂木補強で10万円前後、野地板貼り替えなら20〜30万円。屋根材ごと葺き替えるなら100万円近くかかることもある。詳しくは太陽光パネルの寿命と劣化サインも読んでおくと、長期目線で考えやすいよ。」
補助金申請の落とし穴と注意点

葛飾区で補助金をフル活用するためのチェックリストを、私の現場経験からまとめました。
落とし穴①:着工前申請が原則
葛飾区の補助金も東京都の補助金も、着工前申請が原則です。契約はOK、屋根に手をつけたらアウト。業者によっては「申請より工事を先にやって支払いだけ後で」と言ってくるところがありますが、これをやると補助金は1円も出ません。
落とし穴②:太陽光パネルの認定モデル限定
東京都の補助金は「東京都認定モデル」のパネルしか対象になりません。海外メーカーの一部や、無名ブランドのOEM品は対象外。見積書に「型番」が書いていない業者は要注意です。
落とし穴③:申請書類の不備による差し戻し
葛飾区では年度後半になるほど受付が混み、書類不備で差し戻されると数週間ロスします。住民票・登記事項証明書・契約書・見積書・工事写真(着工前)・領収書――これらを最初から揃えておくと安心です。
落とし穴④:FIT・FIP・自家消費の選択ミス
2026年度は10kW未満FITが固定価格買取で動いていますが、自家消費型の補助金(DR補助)と組み合わせる場合は、自家消費30%以上の要件を満たす設計が必要。蓄電池容量とのバランスが鍵です。
落とし穴⑤:契約解除時の補助金返還
万一、引っ越しやリフォームで太陽光を撤去すると、補助金の返還義務が発生する場合があります。引っ越し予定がある場合は事前に区役所へ確認を。
「申請書類、自分で全部やるのは正直しんどそう…。」
「ベテラン業者だと申請代行までセットでやってくれるところが多いよ。ただ、代行手数料を別取りする業者と、見積もり総額に込みの業者があるから、相見積もりで比較するのがいちばんわかりやすい。」
葛飾区で増加中の悪質訪問販売を撃退する

葛飾区は商業地と住宅街がモザイク状に混ざる構造で、特に金町・新小岩・亀有・立石の駅前商店街エリアでは悪質訪問販売の被害報告が増えています。私が相談を受けた典型例を紹介します。
典型例①:「区から委託された業者」を名乗る
葛飾区が太陽光の訪問販売を業者に委託することはありません。区役所職員や区委託を名乗る業者が来たら、まず疑ってください。
典型例②:「今日契約すれば補助金満額」と急かす
補助金は申請順ではあるものの、「今日中に契約しないと枠が埋まる」と即決を迫るのは典型的な手口。本物の補助金は契約日基準ではなく、申請受付日基準で判定されます。
典型例③:「タダで載せられる」「電気代0円」
PPA・リース契約を「タダ」と言い換えて売り込むケース。20年契約・違約金あり・所有権なし、というデメリットを説明しないなら悪質です。
典型例④:屋根点検商法
「屋根が傷んでる、無料で点検する」と上がり、写真を加工して「このままだと雨漏り、太陽光も載せ替えで全部やりましょう」と高額契約に誘導。葛飾区内で2026年に入ってからも複数件、消費者センターへの相談が出ています。
対処法はシンプルで、①その場で契約しない、②必ず相見積もりを取る、③クーリングオフ8日間を覚えておく――この3点です。詳しくは業者選びで失敗しない方法も参考にしてください。
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太陽光・蓄電池と相性のよいV2Hについては、V2Hの費用と補助制度の解説はこちらをご覧ください。
よくある質問(葛飾区版Q&A)

Q1. 葛飾区の補助金は新築・既築どちらも対象ですか?
新築・既築どちらも対象になりますが、新築の場合は東京ゼロエミ住宅との併用で補助額が大きく変わります。既築リフォームなら国の「子育てグリーン住宅支援事業」も併用可能。私の現場では、新築なら東京ゼロエミ+区独自、既築なら東京都断熱太陽光+区独自+国DR、という組み合わせが鉄板です。新築・既築の判定は確認申請日で決まるので、契約前に区役所に確認するのが安全です。
Q2. 浸水リスクが高い新小岩でも、蓄電池は意味がありますか?
意味は十分にあります。むしろ浸水リスクが高いエリアこそ、停電と浸水が同時に来たときに自宅2階での生活継続ができる蓄電池の価値が高いと私は考えます。ポイントは①本体を2階以上に設置、②太陽光自立運転コンセントを2階配線、③水没時のための主幹ブレーカー操作手順を家族で共有すること。設置場所と配線設計次第で「災害時に役立つ蓄電池」と「水没で役立たない蓄電池」が分かれます。
Q3. 柴又の景観に配慮しながら太陽光を載せられますか?
可能です。柴又帝釈天周辺は法的な景観規制こそありませんが、地域コミュニティの景観意識が強いため、瓦調の濃色パネル(ブラック・濃紺)+屋根の北側・東側に控えめに配置するのが鉄則。古民家風リノベに合わせて瓦一体型のソーラータイルを採用する事例も増えています。私の経験では、地元工務店と相談しながら設計するとトラブルが起きにくいです。
Q4. 立石の密集市街地で、火災時の延焼リスクはどう考えるべきですか?
正直、これは設置しないリスクと設置するリスクを天秤にかける話です。私の見立てでは、軽量アルミフレーム型+耐火性能の高い架台+自立運転モード使用前のブレーカー操作を徹底すれば、太陽光・蓄電池が火災延焼を悪化させるリスクは大きくありません。むしろ大規模停電時のガソリン入手困難・コンビニ閉鎖などを考えると、自家発電・蓄電があるほうが圧倒的に安心。ただし築年数と屋根強度の事前点検は必須です。
まとめ:葛飾区は補助金フル活用+現場目線の業者選びが鍵

葛飾区の太陽光発電補助金は、区独自+東京都+国の3階建てで最大255万円規模まで活用できます。柴又の下町情緒、立石・四つ木・堀切の密集木造市街地、4河川に囲まれた浸水リスクという、他の23区にはない3つの特殊事情を踏まえた設計が必要です。
「葛飾区は補助金が手厚いぶん、申請の順番と業者選びがシビアってことですね。」
「そう。補助金額だけで業者を選ぶと、現場下見もせず満額前提で契約させられて、あとで『補助金申請通りませんでした』ってトラブルになるんだ。葛飾区の現場を分かっている業者を3社くらい比較するのが、いちばん安全な進め方だよ。」
この記事のポイント
- 葛飾区独自20万円+東京都最大240万円+国最大125万円+DR60万円+V2H75万円=最大255万円規模
- 柴又は景観配慮、立石・四つ木・堀切は密集市街地・耐火対策、新小岩・堀切は浸水対策を最優先
- 着工前申請・東京都認定モデル・自家消費要件・書類不備の4大落とし穴に注意
- 訪問販売は「区委託」「今日契約満額」「タダ」の3キーワードで撃退
- 相見積もりは区内現場経験のある業者を3社以上、補助金申請代行込みで比較
葛飾区の現場を知っている業者選びは、ネット検索で表面的に比較するより、相見積もりサイトを使って区内施工実績がある業者だけに絞ったほうが圧倒的に効率的です。私のおすすめは、全国規模で施工網を持ちつつ葛飾区内の現場経験が豊富な複数業者を比較できるエコエネハウス。問い合わせ後の連絡もしつこくなく、補助金申請のサポートも込みです。
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