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香川県の太陽光発電補助金2026年版【全市町一覧・県と高松市の受付状況】

2026年4月9日

「香川県で太陽光発電を設置したいけど、補助金はいくらもらえるの?」と悩んでいませんか?

私(エネパパ)は住宅向けの電気工事の現場で働いてきました。香川県は瀬戸内の温暖な気候に恵まれた全国有数の高日照エリアで、記事後半の目安でも4kWで年間4,400〜4,800kWhの発電が見込めます。それにもかかわらず、「補助金の仕組みが複雑でよくわからない」という声を現場でよく耳にします。

この記事では、2026年度の国・県・市区町村補助金を組み合わせた最大活用術から、申請時の注意点まで、電気工事士の目線でわかりやすく解説します。

この記事の読了時間:約7分

エネまる
エネまる
香川県で太陽光発電の補助金って、結局いくらもらえるの?
エネパパ
エネパパ
令和8年度は、県の自家消費型の補助(太陽光8万円/kW・上限45万円+蓄電池上限20万円)が8月31日で予約を締め切り(9月1日からは補欠30件まで)、高松市の同じ内容の補助は予算に達して予約を終えました。いま申し込めるのは、県のかがわスマートハウス促進事業の蓄電池補助(費用の1/10・既存住宅は上限10万円)などです。国のDR蓄電池補助も5月29日に終わっています。

[box class="box_yellow" title="この記事でわかること"]

  • 2026年度の香川県・市区町村・国補助金の全体像
  • 高松市・丸亀市など全市町の補助金一覧
  • 補助金を組み合わせたシミュレーション(4kW・高松市モデル)
  • 瀬戸内の高日照を最大限に活かすダブル発電+蓄電池戦略
  • 補助金申請の手順と締切・注意点

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香川県で使える太陽光発電補助金の全体像【2026年最新】

香川県で使える太陽光発電補助金の全体像【2026年最新】
香川県で使える太陽光発電補助金の全体像【2026年最新】

香川県で太陽光発電を設置する際に使える補助金は、大きく「国の補助金」「香川県独自の補助金」「市区町村の補助金」の3階層に分かれています。これらを上手に組み合わせることが、補助金最大化のカギです。

国の補助金(DR補助・子育てエコホームは終了)

国の主な補助制度の、2026年10月時点の状況です。

制度名対象補助額申請期間
DR補助(蓄電池)蓄電池受付終了(再開予定なし)2026年5月29日に予算到達で終了
みらいエコ住宅2026(子育てエコホームは2024年12月31日で終了)新築(GX志向型住宅など)・リフォームGX志向型110万〜125万円(地域区分による)、リフォームの蓄電池96,000円(断熱改修とセット)GX志向型の予約は11月16日まで

DR補助は2026年5月29日に予算に達して公募が終わり、SIIは再開の予定はないと公表しています(SII公式サイト dr-battery.sii.or.jp、2026年10月11日確認)。みらいエコ住宅2026は国土交通省の公式サイト(mirai-eco2026.mlit.go.jp)で10月11日に確認した内容です。太陽光発電の補助金全国まとめも参考にしてください。

香川県独自補助金の有無と現状

香川県には、令和8年度も2つの独自補助制度があります(香川県公式、2026年10月11日確認)。

香川県重点対策加速化事業(住宅用)

項目内容
太陽光発電8万円/kW・上限45万円
蓄電池設置費用の1/3・上限20万円
合計上限65万円
対象住宅既存住宅のみ(新築不可)。高松市・土庄町・綾川町の住宅は対象外(市町が別に実施)
条件FIT/FIP契約不可・自家消費30%以上必須
申請期限予約は2026年8月31日で締切(9月1日からは補欠30件まで)。申請は2027年1月29日まで

重要な注意点として、FIT(固定価格買取制度)への売電を行う場合は対象外となります。業界にいるとよくわかるのですが、この条件を見落として申請できなかったというケースが少なくありません。

かがわスマートハウス促進事業(標準型)

こちらは太陽光そのものではなく、蓄電池(費用の1/10。既存住宅は上限10万円)・V2H(10万円)・断熱改修などへの補助です。蓄電池は自家消費型の太陽光とつなぐことが条件で、重点対策加速化事業で蓄電池の補助を受ける場合は併用はできません。予約は2027年2月26日まで受け付けていて、蓄電池・V2Hは10月2日時点で予算の48.4%まで予約が入っています(香川県公式)。

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香川県の市区町村別補助金一覧【高松市・丸亀市・坂出市ほか全市町】

香川県の市区町村別補助金一覧【高松市・丸亀市・坂出市ほか全市町】
香川県の市区町村別補助金一覧【高松市・丸亀市・坂出市ほか全市町】

本記事では主要市町の情報を掲載しています。掲載のない市町は香川県の窓口または各市町公式サイトをご確認ください。

高松市の太陽光発電補助金【2026年度】

高松市は県の重点対策加速化事業の対象外で、市が同じ水準の補助(自家消費型家庭用太陽光発電設備等設置費補助金)を実施しています。令和8年度は予算上限に達し、予約申請の受付を終了しました(高松市公式、2026年10月11日確認)。

項目内容
太陽光発電8万円/kW・上限45万円
蓄電池設置費用の1/3・上限20万円
合計上限65万円

ここで大切なのが、県補助と市補助が重複して使えるかどうかという点です。高松市の住宅は県の重点対策加速化事業の対象から外れていて、市の補助だけが対象です(土庄町・綾川町も同じ)。県のかがわスマートハウス促進事業の蓄電池補助は高松市民も申請できますが、市の自家消費型補助の蓄電池分とは併用できません。

丸亀市・坂出市・善通寺市の補助金情報

市名2026年度補助金状況
丸亀市令和7年度は予算早期終了(4〜5月で締め切り)
坂出市県補助の活用が中心(市独自制度は要確認)
善通寺市県補助の活用が中心(市独自制度は要確認)

丸亀市については業界内でも話題になりましたが、令和7年度は4〜5月という異例の早さで予算が終了しました。今後も同様のことが起こり得るため、年度初めの早めの動きが重要です。

その他市町の補助金まとめ(三豊市・観音寺市・さぬき市ほか)

市町名補助金状況
綾川町香川県と連携した補助あり(条件は県と同様)
三豊市県補助の活用が中心
観音寺市県補助の活用が中心
さぬき市県補助の活用が中心
東かがわ市県補助の活用が中心
その他町村県補助を基本として活用

市独自の補助金は年度ごとに新設・廃止されることがあります。必ず各市町の公式サイトや担当窓口で最新情報を確認してください。

補助金の組み合わせシミュレーション【4kW設置・高松市モデルケース】

補助金の組み合わせシミュレーション【4kW設置・高松市モデルケース】
補助金の組み合わせシミュレーション【4kW設置・高松市モデルケース】

4人家族・高松市・4kWシステムを想定した具体的なシミュレーションです。太陽光発電の初期費用と回収期間についても参考にしてみてください。

項目金額
太陽光+蓄電池の総費用200〜280万円
高松市の自家消費型補助(令和8年度は予約受付終了)0円
県のスマートハウス蓄電池補助(費用の1/10・上限10万円)▲最大10万円
補助後の自己負担約190〜270万円
回収年数の目安14〜25年程度

令和8年度は高松市の補助が予約受付を終え、国のDR補助も5月29日に終わったため、いま申し込めるのは県のかがわスマートハウス促進事業の蓄電池補助(費用の1/10・上限10万円)くらいです。総費用250万円のケースなら実質240万円前後です。以前この記事で書いていた「合計92万円」はDR補助(60万円)を含めた数字で、今は成り立ちません。回収年数は、年間の電気代削減と売電で約11〜13万円の効果がある前提で計算し直した目安です(190万÷13.4万≒14年、270万÷10.8万≒25年)。

讃々システム(PPA/リース)との比較

初期費用0円で太陽光発電を導入できる「かがわ初期費用ゼロ太陽光讃々システム(香川県が認定した事業者が提供するPPA・リース型プラン)」も香川県内で提供されています。ただし、PPAは月額料金が発生し、補助金との併用ができません。長期的なトータルコストで比較することが重要です。

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瀬戸内の高日照を活かすダブル発電+蓄電池セット戦略

瀬戸内の高日照を活かすダブル発電+蓄電池セット戦略
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香川県の年間日照時間と発電量シミュレーション

高松市の年間日照時間は約2,047時間(気象庁・地域別平年値(1991〜2020年))。これは全国平均の約1,800時間を大きく上回る水準です。私(エネパパ)が現場で実感するのは、瀬戸内地域は「晴れが続く日」が圧倒的に多いということです。

エネパパの現場メモ:雨が少ない香川は「発電ロスが出にくい土地」

結論から言うと、香川は日照時間だけでなく「雨の少なさ」も太陽光に効いてきます。高松の年間降水量は平年値で約1,150mmと全国でも最少クラスで、全国平均の約1,700mm前後と比べると雨でパネルが働かない日がそもそも少ない(香川県・地勢と気候/気象庁30年平年値)。私(エネパパ)が現場で実感するのも、ぐずついた天気が連日続く地域に比べて発電量の落ち込みが読みやすいこと。ため池文化が生まれたほど雨の少ない瀬戸内の気候は、太陽光にとっては追い風です。ただし瀬戸内沿岸の塩害が気になる立地では、端子箱や架台の防錆仕様を業者に確認しておくと安心です。

指標数値
高松市の年間日照時間約2,047時間
4kWシステムの年間発電量目安約4,400〜4,800kWh
全国平均との比較約14%以上多い

4kWのシステムで年間4,400〜4,800kWhの発電量が見込めるため、電気代削減効果が高く、発電量シミュレーションでも上位エリアに位置します。

蓄電池同時設置で自家消費率を最大化する理由

香川県の重点対策加速化事業は自家消費30%以上が条件です。蓄電池を同時設置することで、昼間に発電した電力を夜間に使えるようになり、自家消費率を大幅に高められます。

太陽光発電と蓄電池のセット導入のメリットについて詳しくまとめていますので、あわせてご覧ください。

  • 昼間の余剰電力を蓄電池に貯める
  • 夜間の電力を蓄電池から賄う
  • 停電時のバックアップとしても機能する
  • 県のスマートハウス促進事業で蓄電池の補助(費用の1/10・上限10万円)を受けられる

四国電力エリアの出力制御と対策

四国電力エリアでは、太陽光発電が増加するにつれて出力制御(発電を一時的に抑制する措置)が増加傾向にあります。現状は九州ほど深刻ではありませんが、2%超の出力制御が見込まれています。

対策としては、蓄電池で自家消費を増やすことが最も有効です。出力制御を受けても蓄電池に充電できる設定にしておけば、発電ロスを最小限に抑えられます。

香川県で補助金を申請する手順【ステップ別】

香川県で補助金を申請する手順【ステップ別】
香川県で補助金を申請する手順【ステップ別】

申請タイミングと締切・予算枠に注意するポイント

補助金の申請は早い者勝ちの先着制が多く、丸亀市のように年度内に早期終了するケースも実際に起きています。以下のステップで確実に進めましょう。

ステップ1: 複数業者から見積もりを取る

まずは複数の施工業者から相見積もりを取ることが基本です。業者選びで失敗しない方法も参考にしてみてください。

ステップ2: 申請できる補助金を確認する

  • 香川県重点対策加速化事業(令和8年度は8月31日で予約締切。以降は補欠30件まで)
  • 市区町村独自補助(高松市・綾川町など)
  • かがわスマートハウス促進事業(蓄電池・V2H。重点対策加速化事業の蓄電池補助とは併用不可)

ステップ3: 工事着工前に申請する(要注意)

県の重点対策加速化事業と高松市の補助は工事着工前の予約が必須で、受付番号を受け取る前に着工すると対象外です。かがわスマートハウス促進事業は、4月1日以降の工事なら予約の前に着工していても対象になり、交付申請は工事完了から3か月以内です(香川県公式)。

ステップ4: 工事完了後に実績報告を提出する

補助金によっては、工事完了後に写真付きの実績報告書の提出が必要です。業者と連携して対応しましょう。

補助制度申請期限
香川県重点対策加速化事業予約は2026年8月31日で締切(申請は2027年1月29日まで)
かがわスマートハウス促進事業予約は2027年2月26日まで(申請は2027年3月31日まで)
国DR補助2026年5月29日に受付終了

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よくある質問(Q&A)

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Q. 香川県の補助金とFIT売電は同時にできますか?

香川県重点対策加速化事業は、FIT/FIP契約(売電)を行う場合は対象外です。自家消費30%以上が条件となっており、売電メインの設計では申請できません。かがわスマートハウス促進事業は太陽光そのものではなく蓄電池などへの補助で、蓄電池は自家消費型の太陽光とつなぐことが条件です。詳しくは県の窓口に確認してください。

Q. 高松市補助と県補助は両方もらえますか?

高松市の住宅は県の重点対策加速化事業の対象外で、市の自家消費型補助が窓口です(土庄町・綾川町も同じ)。高松市の補助は令和8年度の予約受付を終えています。県のかがわスマートハウス促進事業(蓄電池など)は高松市民も申請できますが、市の補助の蓄電池分とは併用できません。

Q. 新築住宅でも補助金は使えますか?

香川県重点対策加速化事業は既存住宅のみ対象です。新築の場合は、国のみらいエコ住宅2026(GX志向型住宅で110万〜125万円、地域区分による)や、かがわスマートハウス促進事業の新築ZEHへの蓄電池補助(上限15万円)が該当する場合があります。子育てエコホーム支援事業は2024年12月31日で受付を終え、県のZEH新築補助(20万円)も令和8年度の予約受付を終えました。

Q. PPA(讃々システム)と補助金は併用できますか?

PPAやリース型プランは原則として補助金との併用ができません。初期費用0円のメリットがある一方、長期的なトータルコストは購入+補助金活用のほうが有利になるケースも多いです。

Q. 蓄電池だけを後付けする場合も補助金は出ますか?

国のDR補助は2026年5月29日に受付を終えました。県のかがわスマートハウス促進事業なら、自家消費型の太陽光とつなぐ蓄電池に費用の1/10(既存住宅は上限10万円)が出ます。県の重点対策加速化事業は、蓄電池だけの設置は対象外です。詳しくは蓄電池の費用・補助金2026年版をご覧ください。

他都道府県の補助金もチェック

同じ四国の他県や全国の補助金もまとめて確認できます。地方ごとに気候・電力エリア・補助金額が大きく異なるので、引っ越し予定の方や近隣比較したい方はあわせてご覧ください。

👉 全47都道府県の最新補助金一覧は太陽光発電の補助金2026年版【国・都道府県・市区町村】でまとめて確認できます。

まとめ

まとめ
まとめ
エネパパ
エネパパ
香川県は瀬戸内の高日照が強みです。令和8年度は県の自家消費型補助が8月31日で予約を締め切り、高松市の補助も予算に達したので、今年は蓄電池などのスマートハウス補助を確かめつつ、来年度の募集開始に合わせて準備するのが現実的ですよ!

[box class="box_yellow" title="この記事のまとめ"]

香川県で太陽光発電の補助金を最大活用するポイント

  • 香川県の自家消費型補助は太陽光8万円/kW(上限45万円)+蓄電池上限20万円で、合計の上限は65万円。令和8年度は8月31日で予約を締め切り(以降は補欠)、国のDR補助も5月29日に終了
  • 高松市モデル(4kW+蓄電池)は、今年度は補助後190〜270万円、回収14〜25年が目安
  • 丸亀市のように年度内早期終了の実例あり→年度初めに動くことが鉄則
  • FIT売電メインの設計では県補助対象外→自家消費型設計が補助金獲得の条件
  • 瀬戸内の年間日照2,047時間を活かし、蓄電池セットで自家消費率を最大化

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補助金の申請期限は決まっており、予算が尽きれば受付終了です。「来年でもいいか」と思っている間に、今年度の予算が終わってしまうというのは、業界ではよくある話です。

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  • この記事を書いた人

エネパパ

「屋根の安心」と「電気の節約」を、プロの視点でわが家へ! はじめまして、エネパパです! 私はこれまで、住宅エネルギーの現場の最前線でキャリアを積んできました。 現在は、家庭向けの電気工事を専門とする企業に身を置き、日々、太陽光パネルや蓄電池、V2Hといった最新のエネルギー設備の導入・施工に関わっています。 プライベートでは、皆さんと同じように「毎月上がり続ける電気代」と「家族の将来の家計」に頭を悩ませる一人のパパでもあります。 本サイトの補助金・制度情報は、経済産業省・各自治体・気象庁・電力会社などの一次情報を出典として明示し、年度ごとに更新しています。

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